癒しとしての釣り。愛する妻や夫や友人を亡くした時に。

でも、ジグサビキにはリフト&フォールなどのアクションが基本的に必須です。
こういった攻めるタイプの釣りではなく、待ちのタイプの釣りもありますよね。
釣果を求めるのではなく、釣り場に行って海や川を見て癒されたいと思う人もいるはずです。
仕事や学業などが原因で大きく落ち込んだ時や、大きな失敗をした時、妻を亡くした時、夫を亡くした時、子供を亡くした時など、色々な心の状態が考えられます。
配偶者を亡くせば、心にぽっかりと穴が空き、人生の目的を見失ってしまうかのように感じることも多いはずです。
日常生活に戻ることだって、なるべくそうしようと思っても、全く力が湧いてこない。
そんな気持ちになると思うのです。
私も、最近、友人を亡くしたため、非常に悲しい思いをしました。
そういうことがきっかけで、私がもし独りぼっちになってしまった時のことを考えたのですが、仕事は手に付かない状態になるかもしれないと思いました。
外にも出なくなるかもしれませんね。
もし外に出て出来ることがあるとすれば、釣りかなと思いました。
攻めの釣りではなく、海をボーっと眺めながら、竿は置き竿でただ潮風に包まれていることだったら出来るかなと思いました。
悲しみは無くならなくても、ほんの少しの癒しにはなるのかもしれません。
独りで生きていくとしても、釣りなら出来るかなと感じました。
あるサイトを見ていた時に、妻を亡くしたことで人間関係のほとんどを喪失したかのように感じたとの悲痛な記述がありました。
私が妻を亡くした場合も、おそらくこれを書いた方と同じような気持ちになるかもしれないと思いました。
書いている内容を見ながら、少し感情が動かされましたね。
妻がいるから頑張れる。
男性って、そういう人が多いと思います。
妻がいないなら、自分だけ一人で生きていくなら、そうであるなら、人生の目的を喪失してしまったかのように感じて、3年、5年、10年経っても、心にぽっかりと穴が空いたまま、毎日を生きていくことになる。
そんな気がします。
もし、そうだとしても、釣りなら出来るかもしれない。
ただ、釣り糸を垂らして、ボーっと海を眺めて潮風に包まれていることだったら出来るかもしれない。
だから、釣りは癒しとしての効果があるのだと思います。
ヒーリング効果があると思うのです。
オフィスで細々とした仕事に包まれ、色々な人間関係のトラブルや理不尽な仕事の数々に心を悩まし、朝から夜遅くまで働き詰めであった過去の自分に、言ってあげたいです。
「釣りでもしてみたら?」と。
ストレスから、休日はお酒を浴びるように飲み、自分を見失っていた過去の自分に本当に言ってあげたいです。
「それは、あなたの人生なのか?」と。
これは現代社会で生きる多くの人の生き方への疑問も含まれていると思います。
本当にそれで良いのかと。
たまには、朝日を眺め、青空と海を見つめて、夕日を眺め、暗くなっていく海を見つめる。
そんな当たり前のことを、もうどれくらいの期間やっていないのかと。
今、より多くの人が釣りをした方が良いと私は思っています。
だから、今の日本の地理的人口分布は適切ではないとも感じます。
釣りを癒しにする社会の実現。
「ヒーリングフィッシング」
そんな言葉が当たり前のように使われるようになったら良いなと私は思います。
そのためには環境改善の点でさらに前進を期待したいですね。
心と体を自然になじませるためにも、「釣り」は非常に有効だと思います。
大好きな妻を亡くしたとか、大好きな夫を亡くしたとか、そんなときにそれぞれの正しい道なんて他人に分かるはずないと思います。
早く職場復帰すべきとか、家に引きこもらないようにとか、そういった言葉が無意味に感じるほどに落ち込んでいる中で何があるだろうかと私は思いました。
そんなとき、海を眺めているだけなら、潮風にあたっているだけなら出来るかなと思ったのです。
だから、置き竿で釣り。竿にアクションなんか加えないでよいでしょう。
少しずつ、少しずつ、自然と釣りが心をほぐして癒してくれるかもしれません。
釣りを趣味にすると、いつでも人生をほぐしてくれる気がします。
以下の中国のことわざは、釣りの優れた側面を示していると思います。
「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
釣りは、きっとすべての人に癒しを与えてくれると思います。
釣りを人生の趣味に!!!オススメします!!!!
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