【釣り初心者必読】アニサキス、寄生虫について

釣り初心者であれば、釣った魚を自分でさばいて調理することについても初心者である場合がほとんどだと思います。
アニサキスの幼虫はサバやイワシ、カツオ、イカ、アジなどの魚介類に寄生します。
特に脂がのって美味しいサバの内臓には、アニサキスが寄生していることが多いそうです。
このアニサキスは内臓に寄生していますが、魚の鮮度が落ちてくると、内臓から出て、魚の身に侵入しはじめるそうです。
ですので、サバの内臓はなるべく早く取り出して処理しておくことが大切ですね。
アニサキスが寄生した魚介類を加熱処理や冷凍処理をせずに食べてしまった場合、アニサキスが胃壁や腸壁を刺しながら動くことで激しい痛みが生じるそうです。
これは大変です。
だから、魚はなるべく新鮮なうちに処理を行うことが大切だということになりますね。
それから、イカなんかは、目視確認が難しいこともあり、5ミリ間隔程度の切り込みを斜め交差で入れていくことで寄生虫による食中毒を防いでいたりするそうです。
確かに、イカって斜めに交差で線を入れてることが多いですよね。
あれは、単にしょう油の味がしみ込みやすいからだと思っていましたが、そうではなかったようです。
寄生虫対策という意味もあったのです。
アニサキスに関しては、-20度で24時間以上冷凍、60度で1分以上加熱で死滅するそうです。
因みに、一般的な食酢や塩漬け、しょう油やワサビなどを利用しても、アニサキスは死滅しないそうです。
しっかりと焼いて食べたり、冷凍処理してから食べたりすれば、大丈夫だということになりますね。
でも、自分で釣ってきた旬のものは生で食べたいときも多いですよね。
そういったときには釣ってきたものを早めに処理しておきたいですね。
アニサキス以外にも魚介類の寄生虫はありますので、処理の仕方や調理の仕方についてYouTubeの動画などで学ぶとよいと思います。
美味しさを保つためにも、魚の血抜きについても同時に詳しくみておくとよいと思います。
(後追記)
正露丸を製造、販売している大幸薬品さんが、アニサキスの活動を抑える効果があるとして、正露丸の主成分・木クレオソートの特許を2014年に取得したそうです。
アニサキスは、実は正露丸を飲めば大丈夫と言っている人もいるようです。
えーーー!!あんなに騒ぎになっていたのに~!!!
でも、細かな法律があるようで、表向きにはアニサキス用の薬としては書けないようです。
とりえあえず、正露丸は常備しておきたいですね~。特に生で魚介類を食べることの多い人は買っておいた方が良いですね!
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